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小児矯正

小児矯正の紹介

院長はSLA・Bimler研究会所属です

当院の小児矯正

当院は、小児の矯正治療に力を入れています。乳歯がきれいに並んでいても安心はできません。永久歯は乳歯より大きいので、乳歯列・混合歯列で隙間がないときれいに並んで生え揃いません。永久歯がきちんと生えきるようにするには、あごを広げる矯正が必要になってきます。でこぼこや出っ歯、反対咬合などの不正咬合を小児の早期に発見・治療することで、永久歯の萌出、あるいはあごの誘導をしていきます。

ビムラー矯正

ビムラー矯正とは?

ビムラーは、ドイツのハンス・ピーター・ビムラー博士により開発された、お口の中に入れるだけのとても簡単な歯列矯正装置です。1946年に初めて発表されたため、博士の名前をとってビムラーと呼ばれるようになりました。現在は、ご令嬢のバーバラ・ビムラー博士が世界に広める努力をしています。ビムラーはお子さんの成長発育を利用する矯正法です。基本的に歯を抜かず、痛みを伴わないため身体に無理な負荷をかけないのでお子さんも安心です。
歯に直接装置を取り付けるワイヤー矯正とは異なり、ビムラーは取り外しが出来、毎日就寝時に装着します。ワイヤーで口内を傷つけてしまうなどの危険もなく、安心・安全に顎歯列矯正を行うことが出来ます。(院長は、日本におけるビムラー治療の第一人者である伊藤 率紀先生に御指導を頂き、また先生が会長を務められているSLA・Bimler研究会に所属しています。)

ビムラー矯正の特長

  • 基本的に夜間の装着で良いため、学校につけて行く必要がありません。
  • むし歯・歯肉炎になりにくいです。
  • 痛みを伴いません。
  • 時間をかけて歯を移動するので後戻りが少ないです。
  • あごも同時に拡大できます。
  • 骨格の改善が期待できます。特に上顎前突(出っ歯)には非常に効果があります。
  • 軟組織にもはたらくので、舌癖、口唇癖、ぽかんと口をあけている状態なども改善されることがあります。

アングルによる不正咬合の分類

アングルの分類とは、アングルが提唱した上下顎歯列アーチの近遠心的関係(前後的関係)による不正咬合の分類です。この分類は、簡単便利で、再現性が高く臨床的によく使用されています。

ビムラー装置の種類

ビムラータイプA
(Ⅰ級そう生・Ⅱ級1類)

ビムラータイプB
(Ⅱ級2類)

ビムラータイプC
(Ⅲ級)

ビムラー矯正のご注意

ビムラーによる歯列矯正は、不正咬合を容認できる程度まで改善することを第一目標としており、次の場合は改善の得られない場合がございます。

骨格的問題の
大きすぎる場合

そう生(乱杭歯)の
強すぎる場合

成長が少ない場合

 開咬(かいこう)

  • ビムラー矯正は、患者さんが装置を入れている時間が少なければ十分な治療結果が得られない場合があります。
    毎日必ず装着できるかご家族で話し合いの上、治療をお始め下さい。
  • あごの骨や歯並び全体に作用を及ぼす必要があるため、治療効果が現れるまで時間がかかります。
  • 成長を利用して矯正を行うため、早めにお子さんの歯並びについて相談されることをおすすめします。

担当医の注意を良く守って治療をお始め下さい。

ビムラー矯正 Q&A

Q

治療期間はどのくらいかかりますか?

A

症状によりますが、一定の効果を得るまで1~2ヵ月に1度のご来院で、およそ3~5年程度かかります。

ビムラー矯正の費用

ビムラー矯正 110,000~143,000円(税込)

床矯正

当院では、小児矯正のメニューに床矯正を導入しています。
「リーズナブルに矯正治療を行いたい」「なるべく痛みを伴わない治療をさせたい」といったご希望に対して床矯正は効果的です。
床矯正は取り外し式の装置を用いて、お子さんの成長に合わせて少しずつ歯列幅を拡大し、歯並びのでこぼこをゆっくり矯正する治療方法です。
床矯正で永久歯の生え揃うスペースを確保できれば、将来的に抜歯をしなくても良い可能性がでてきます。

床矯正装置(上顎)

床矯正装置(下顎)

床矯正のメリット・デメリット

床矯正のご注意

床矯正ができるのは、顎を広げることと、歯を押したり引っ張ったりすることです。つまり、3次元的に歯を動かすことができるわけではありません。歯の軸がずれている場合や引っかかって動きにくくなっている場合など、床矯正のみでは治りにくい場合があることも事実です。将来的にワイヤーを用いる矯正治療が必要になることもございます。そのため、担当医の注意を良く守って治療をお始め下さい。

床矯正の費用

床矯正 110,000~143,000円(税込)※上下どちらか片顎の場合は半額となります

ムーシールド

舌の先端は、上顎前歯の裏側にある「スポット」と呼ばれるエリアに収まるのが正しいとされています。しかし、受け口(反対咬合)のお子さんは、「スポット」よりも低い位置に舌があることが多く、結果として下の歯を前に押し出してしまうことがあります。そのようなケースに対して、当院ではマウスピースタイプのムーシールド(オーダーメイド)にて治療を行います。就寝中に装着し、下顎が前に出てしまうことを防ぎ、舌を本来の位置に誘導します。3歳ぐらいから使用可能ですので、お子さんが受け口気味かもしれないと気になった方は是非ご相談下さい。

ムーシールド矯正のメリット・デメリット

ムーシールド矯正の費用

ムーシールド(オーダーメイド) 55,000円(税込)

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