第30話 インプラントの講演をしました
- コラム
10月22日(木)、私が所属させて頂いている歯科の勉強会(スタディグループ)内にて、約1時間の講演を致しました。演題は「他院で治療されたインプラントへの対応」です。
当院では、他院で治療されたインプラント患者の受診が比較的散見されますので、特徴のある8ケースを供覧し、若干の知見を交えて報告しました。
われわれ歯科医師は、患者様の利益を優先し、無理なく安全に、長期安定した治療結果を模索しなくてはならなりません。しかし長期経過を経ることは裏腹に、患者にもインプラントにも疲労蓄積や損傷を強いる宿命を有しています。インプラント治療が存在する限り(自院のケースであっても、他院のケースでも)リカバリーを必要とする患者は決していなくなることはありません。ですが私は、「自ら施術した患者のフォローアップに生涯責任を持つ」という信念を全うしていきたいと思います。